ランジのポーズは、股関節、ハムストリングス、大腿部をストレッチします。股関節が硬いと、姿勢が悪くなりがちです。それにともない、血行が悪くなること、体にゆがみがでることもありえるでしょう。クンダリーニヨガでは、股関節を柔らかくするものを多く行います。股関節がやわらかくなると、冷え性が改善したりすることもありえるでしょう。
ハムストリングスが硬い場合、腰痛の原因になったり、無理な動きによって、関節などに負担がかかることもあります。ランジのポーズは、それらをストレッチするので、血行の促進や姿勢の改善が期待できそうです。
ただ、他のポーズも同様ですが、ランジのポーズも、無理しないでください。きついと思う場合は無理せずできる範囲でやりましょう。 自分の体を守ることは、ポーズができることよりも大事です。
さて、このレッスンでは、ダウンドッグのポーズもありますね。ダウンドッグは腰を伸ばすことを優先しましょう。腰を伸ばすために、膝を曲げる必要がある人は気にせず膝を曲げて行ってください。手よりも足に体重をかけるイメージがいいと思います。
コブラポーズでは、腰に気を付けましょう。腰をそらすので、腰が弱い人は要注意。腰が弱い人は無理をせずベイビーコブラに変更しましょう。ポーズをつくったら、肩を落とし胸を張ります。身体をささえるのは腕の力ではなく、体幹の力です。
花のように開くポーズが気持ちよかった、という声が生徒さんたちからあがりました。「自分がすばらしいという感じ」という声があり、そういう感覚でヨガができるのはすばらしいですよね。
クリヤ自体が長いし、なかなか大変ですが、ポーズがきつければ無理せず簡単なバージョンに変更したり、途中少し休憩をいれるなど自分で大丈夫な範囲でやりましょう。
やりとげると、充実感があるクンダリーニヨガのレッスンだったと思います。 楽しんで行ってくださいね